先生観察日記
あとがき
最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございます。
書き直す前からの読者様、ボリューム激増で驚かれたかも知れません。
はた迷惑な改訂ですみません。
はじめましての読者様、激辛のち微糖な現実路線に驚かれたでしょうか。
人生そんなに甘くない、でも、努力は人を裏切らない!
……が、信条の私です。
作風も大抵そんな路線になってしまい、野いちごさんの主流からはかけ離れております(苦笑)
それでも、お若い方にお伝えしたかったんです。
努力することの大切さ。
素直に意見を受け入れることができる生徒は、驚くほど伸びるという現実。
普段何気なく通っている学校に、どれだけの税金が使われているか。
それは、国の未来を担う子ども達に対して、社会全体が期待しているから。
日本に400万人いる公務員は、自分の役割を自覚して、日々懸命に仕事していること。
『全体の奉仕者』としての教員は、24時間体制で受け持ちの子どものために頑張っていること。
教員にとって、子ども達が立派に育つ姿を見ることが、何よりも嬉しいご褒美。
やりがいがあるから、きつい仕事も何とかこなすことができるのです。
そんな舞台裏を書こうとしたら、やっぱり現実に忠実な『激辛注意』な小説になりました。
改訂前より、激辛度アップです(汗)
自分の書きたい、伝えたい事を盛り込んだら、こんな話になってしまいました。