貴方を愛したかった

―――――あんたなんか生まなきゃ良かった。

うるさい。
うるさい。
うるさい!


「・・・・・夢?」

起きたらあたしは悪夢にうなされてた。
もう忘れたはずの記憶が、またあたしを狂わせる。

刺さってるなあの言葉。


重い体をあたしは起こし、ケータイを開いた。

新着メール5通。

1通ぐらいって期待してたけど、やっぱりメールは来ていなかった。



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