〈短編〉俺様なアイツ
〔悠真〕
あぁ〜、やべぇ。
緊張してきた…
俺でも緊張するんだな…
もう、砕けるしかねぇな…
─── ガチャ
屋上の扉が開いてユズが入ってきた…
「悠真、どうかした?!」
ふぅー、深呼吸して気持ちを入れ換える。
「いきなりで悪いんだけど…」
「ん?」
首を傾げ頭上にはてなマークを作ってそうな顔で俺を見つめてるユズ。
はっきり言って、やばい!!
可愛すぎる…
心臓がドクドク言ってる。
でも、言うしかない!!
「俺、ユズのことが…好きなんだ」