〈短編〉俺様なアイツ
そう、あたしも言うって決めた…
悠真に受け入れてほしくて…
『何…??何かあったのか…』
「うん…。あたしにはね…幼馴染みの來斗[ライト]って子がいたの…。來斗とは付き合ってたの…。でも、來斗は死んじゃったの…いや、あたしが殺したのかもね…。ある日、あたしは暴走族みたいな奴らに拉致られた…。その時來斗が呼び出され…そいつらにナイフで刺され、病院に運んだんだけど…息を…引き取ったの…」
『お前が殺したんじゃねぇよ…、俺が來斗って奴より幸せにしてやるからもう泣くな!』