氷狼―コオリオオカミ―を探して
落ち着け、あたし
ソロソロと窓に近づき、もう一度下を見た。
誰もいない
フウッと息を吐いた。
びくびくしすぎだよ
白魔なんていないんだから
「ハルカぁ! 起きたんでしょうねぇ?」
階下から呼ぶママの声が聞こえた。
あっ ヤバイ!
マジで遅刻する!
ドアを開けて
「起きてる! 今行くから!」
階段の下に向かって大声で答えた。
ソロソロと窓に近づき、もう一度下を見た。
誰もいない
フウッと息を吐いた。
びくびくしすぎだよ
白魔なんていないんだから
「ハルカぁ! 起きたんでしょうねぇ?」
階下から呼ぶママの声が聞こえた。
あっ ヤバイ!
マジで遅刻する!
ドアを開けて
「起きてる! 今行くから!」
階段の下に向かって大声で答えた。