氷狼―コオリオオカミ―を探して
大きい……
一人で狩るには、あまりにも氷狼は大きかった。
狐が二匹、左右からかかっていったが、軽く跳ね飛ばされた。
「あんた達も行って!」
あたしは横の狐達にそう言って、矢を番えた。
氷狼はチェイサーの切っ先を軽くかわした。
妖狐は四匹になったけれど、たいして変わりはないようだ。
大きさの違いを考えて、あたしは左肩の少し上を狙って矢を放った。
矢は氷狼の耳をかすめた。
チェイサーが雄叫びを上げて切りかかる。
正攻法じゃ無理だって。大きすぎるよ
チェイサーの剣は氷狼の首に傷を負わせたけれど、激しく頭で振り払われ、チェイサーは吹っ飛ばされた。
「チェイサー!」
一人で狩るには、あまりにも氷狼は大きかった。
狐が二匹、左右からかかっていったが、軽く跳ね飛ばされた。
「あんた達も行って!」
あたしは横の狐達にそう言って、矢を番えた。
氷狼はチェイサーの切っ先を軽くかわした。
妖狐は四匹になったけれど、たいして変わりはないようだ。
大きさの違いを考えて、あたしは左肩の少し上を狙って矢を放った。
矢は氷狼の耳をかすめた。
チェイサーが雄叫びを上げて切りかかる。
正攻法じゃ無理だって。大きすぎるよ
チェイサーの剣は氷狼の首に傷を負わせたけれど、激しく頭で振り払われ、チェイサーは吹っ飛ばされた。
「チェイサー!」