氷狼―コオリオオカミ―を探して
窓の外では冬の嵐が吹き荒れ
鬨(とき)の声が聞こえる
「狐火を燈せ!」
「風を吹き鳴らせ!」
大いなる冬の主たる氷狼を追い立て
妖魔の狩人達が野を駆ける
冬はすべてを飲み込み
覆い尽くし
人の迷いを清めていく
冬は冷たくも優しいゆりかご
来るべき春のために
生命溢れる春のために
――終わり――
鬨(とき)の声が聞こえる
「狐火を燈せ!」
「風を吹き鳴らせ!」
大いなる冬の主たる氷狼を追い立て
妖魔の狩人達が野を駆ける
冬はすべてを飲み込み
覆い尽くし
人の迷いを清めていく
冬は冷たくも優しいゆりかご
来るべき春のために
生命溢れる春のために
――終わり――
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*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。*
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2015.7.7~2015.9.14
素敵なレビューありがとうございます!
♡◌⑅⃝琴音◌⑅⃝●さま
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【書籍化に伴い、7月10日より部分公開となります。ご了承ください】
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2018/01/18 更新開始
2018/03/09 完結しました
2018/04/2 番外編も完結
※『伯爵夫妻の甘い秘めごと』と舞台設定は一緒です。
時期が二十年ほど違うので、単独で読んでもらって問題ないと思います。