もっと早く‥
「17番と25番!一分間のディープキス!」


「「「きゃあ!!誰誰???」」」






みんながキョロキョロと見る。







私は自分の割りばしを見た。






あ。25番。






もう一人は‥。





「俺。」





幸大だった。





「25番誰ー???」


「あ、紗夢25じゃん!」


「「「マジ!?」」」





私と幸大は向かい合うように立った。







「じゃあ、1分間だからね!」







幸大はじっと私を見つめた。






徐々に近づく幸大の顔。
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