もっと早く‥
兄に近づくと兄は私の腕を引き、ソファに押し倒した。





「ここでお前を抱いたら、あいつはどう思うかな?」






ニッと笑う兄が悪魔に見えた。





「やめて!」


「やめろって言われてやめる俺か?」





兄は私の服を強引に剥ぎ取っていく。





「いやっ!!!」


「どうしたんだよ?感情の無い紗夢が。」





私は必死に抵抗するが、兄に勝てない。





幸大っ…。





目から零れ落ちる涙を見ても兄はやめようとしない。





むしろ火に油を注いでる。






「もっと泣けよ。」





兄の舌が私の体を舐めまわす。




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