もっと早く‥
誰かの遣いのように見える立ち振る舞い。







姿勢がよく歩き方がキレイだ。








執事、もしくは運転手。








そんなところだろうか。







だとすると…やはりあの兄貴が怪しいか。








「幸大、これからどうすんだよ?」



「さぁ。どうすっかな。」



「おい!」






あの兄貴のことだ、これを見せたところで言い訳する。







「玲美が遣いをまわしたのか?」





ボソッとヤスが呟いた。




「は?」
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