もっと早く‥
クスッと笑うこいつにイラッとする。






「どうやって入った?」



「簡単さ。」






そう言って鍵をチラつかせた。






「それ‥。」






ここの鍵ってことか?






「ははっ!」


「おい!紗夢のだろそれ!」


「違う。俺のだ。」





はぁ?どういうことだ?





紗夢の鍵じゃない?






合鍵の合鍵か?





でもどうやって‥。

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