もっと早く‥
vol.6
数日後



俺はリビングのソファに力なく座っていた。






何も手につかない。







ピンポーン




俺はモニターを確認する。






ヤス。




















「幸大、お前ちゃんとメシ食ってるのか?」



「あぁ。それより、アレどうだった?」





ヤスは心配そうに俺の顔を見る。






でも俺は話を逸らした。






正直言えば何も食べてない。




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