もっと早く‥
俺は警察へ向かった。






するとバカ兄貴に会った。






「お前か。」


「どうして殺した!」


「俺じゃない。」


「じゃあ誰が殺したって言うんだよ!」






俺は警察の目の前でバカ兄貴にくってかかった。






「落ち着けよ。」


「落ち着いてられるかよ!」





紗夢が死んだんだぞ!?





どうしてそんなに冷静でいられる?






「あいつはもう戻って来ないんだよ!!」


「っ…。」






バカ兄貴は声を荒げた。
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