もっと早く‥
「俺は謝れと言ったんじゃない!」


「っ!」






謝ったところで紗夢は戻ってこない。







「お前ら全員どん底に引きずり降ろしてやる。」


「っ‥幸っ!!」






俺は家を出て歩いた。







許さない。





絶対に許せねぇ。







俺は携帯を取り出し、あるところへ電話をかけた。








「俺だ。」
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