もっと早く‥
間違ってたみたいだ‥。






復讐なんてするもんじゃない。








証拠もないのにその人を疑ってかかるもんじゃない。








俺は結局自分しか見えてなかった。








その人の気持ちなんて考えず‥俺は間違ったことをした。







ごめん、父さん‥。








俺は走った。







父親はすぐそこにいた。






「父さん!!」








父親は気づいているくせに止まらない。





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