もっと早く‥
夏音はいつも文句を言わない。






俺が上の空でも、こうやって連絡取ってやれなくても。






いつも笑顔で俺を見る。







いつも。















―――――――――――‥
仕事を終え帰ったときにはもう朝の3時だった。




「はぁ…。」





俺はコーヒーを片手にソファに座った。






携帯を見るとメールが3件と着信5件。






そのうちの1件は夏音。







俺は携帯をテーブルに置きコーヒーを飲んだ。







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