もっと早く‥
――――――――――‥
5日後。



俺は紗夢のお墓にいた。








「今日で4年だな‥。」






俺は手を合わせ紗夢と話をした。






って言っても俺の独り言にすぎないけど。








お墓の前にどれくらいいただろう。






「幸大?」






振り返ると美幸と紗夢がいた。





「美幸‥。」


「‥幸大も来たんだ。」


「あぁ‥。」




美幸は花とお菓子を供えた。






そして紗夢と手を合わせ目を閉じた。




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