もっと早く‥
俺は静かにその場を後にした。








~♪~♪


「はい。」


「あ、幸くん?」






夏音だった。






どうして今日は電話なんだ?





いつもなら昼間はメールなのに。






「どうした?」


「今から会えない?」


「‥あぁ。いいけど、どこいんの?」










俺は電話を切り、夏音を迎えに行った。
< 237 / 313 >

この作品をシェア

pagetop