もっと早く‥
vol.2
放課後、学校を出たとき、兄が車で迎えに来ていた。
高級車だからみんなが注目する。
「紗夢、乗れ。」
「…。」
私は素直に従った。
「紗夢、ホテル行くか。」
ニコッと笑う兄が怖い。
私は目を逸らし、頷いた。
助けて…。
私は窓の外を見つめた。
また抱かれる。
実の兄に…。
高級車だからみんなが注目する。
「紗夢、乗れ。」
「…。」
私は素直に従った。
「紗夢、ホテル行くか。」
ニコッと笑う兄が怖い。
私は目を逸らし、頷いた。
助けて…。
私は窓の外を見つめた。
また抱かれる。
実の兄に…。