もっと早く‥
翌日




俺と夏音は夏音の実家にいた。






「どうぞ、上がって。」


「お邪魔します。」







リビングに通されご両親と向かい合うかたちで座った。







「夏音、かっこいい人じゃない♪」


「へへ///」


「おい、お茶をお出しせんか。」


「はいはい。」






思ってたよりも優しそうなご両親。






そりゃ夏音がこんなに優しいわけだ。






「遅くなりました。私××会社代表取締役の桜川幸大と申します。」





俺は名刺をお父さんに渡した。






「若いのに偉いなぁ。」


「とんでもございません。」


< 256 / 313 >

この作品をシェア

pagetop