もっと早く‥
家に帰り、紗夢のものを全て片付けた。







シーツもカーテンも新調した。








「紗夢、俺も生まれ変わるよ。」







もう紗夢に縋りつくのはやめる。






だから、応援してくれるか?






「フッ。まさか紗夢の兄貴に背中を押されるとはな。」






まぁ、紗夢の兄はそんなことちっぽけも思ってねぇだろうけど。











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