もっと早く‥
深くなるキスに夏音はとろんとした顔になる。






俺は今“夏音”と重なってる。









夏音と。































翌日



「これ市役所に提出してきてくれ。」


「今からですか?」


「あぁ。至急。」


「はい、畏まりました。」






秘書に書類を渡し、俺はデスクに向かってあいつが来るのを待った。








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