もっと早く‥
そのとき、社長室のドアが開いた。






紗夢の兄はビクッとなってドアの方を見た。







「社長、お待たせ致しました。」



「誰だお前?」







ヤスを見て不思議そうに見る紗夢の兄。





「あぁ。ありがとう。」






ヤスが俺の前に立ち、書類を見せた。






「おい!俺の話はまだ終わってないぞ!」






紗夢の兄がヤスの隣に立ち俺を見た。






「あぁ。こっちだって終わっていない。」



「何?」



「あんたを脅迫罪の罪で訴える。」



「っ!!!!!」






紗夢の兄は目を見開いた。
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