もっと早く‥
え!?という顔で俺を見る紗夢の兄。





「社長のお父様はあなたの家にいますね?」





ヤスが写真を紗夢の兄に見せた。







俺はヤスにこいつの尾行をさせた。






すると俺の父さんがこいつに拉致られていた。







多分、俺がこうすることを読んでいたんだ。






だから最終兵器に俺の父親を利用しようとした。






多分、俺の父親をエサに金でも要求するつもりだったんだろうけど。








「これが俺の答えだ。」








するとガクッと崩れ落ちた紗夢の兄。







「はっ‥さすが中学生で社長になっただけはあるみたいだ。」
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