もっと早く‥
「付き合えばいいのに。」






香織まで話に入ってくる。






いつもの会話だ。







「でも二人どうして笑わないんだよ。」




ヤスは幸大の前に胡坐をかいて座った。




「…。」





幸大も私もそれについては話したことがない。







幸大も何かあったのだろう。






過去に何かが。










「でもさー、二人が遊園地で遊んでるとこ想像つかないんだけど。」



「確かに!」



「てかまず行かないんじゃね?」



「「あぁ。」」



< 8 / 313 >

この作品をシェア

pagetop