最初で最後*アメリカンダーリン*
「Babyちゃん…」
久しぶりのCookieの声に、涙が止まらなかった。
私はCookieを愛してる…
この涙が何より証拠…。
改めて確信した。
「Cookie…
ごめんなさい私……」
「Babyちゃん…
真剣に聞いて下さい。
僕は今までBabyちゃん
と居れて幸せでした…
今までありがとう
ございました…」
私を遮ったCookieは、
少し緊張気味た声だった。
その緊張がやけに
リアルな気持ちを
表しているようで、
怖かった。