Voice




すると先輩達は


「誰だこいつ…」


「こいつ目が見えないらしいぞ?

杖を持っている」

と言って

1人の先輩は
優斗君の杖を手に取った





すると優斗君は



「ありがとうございます!

よかった〜杖がないと
俺歩けなくて…」




すると先輩は優斗君の笑顔にやられたのか
顔を赤くして杖を渡した





…ちょっと違うような






「先輩ですよね?


すみません、保健の先生を呼んでくれませんか?」




「何で俺達が…」




すると優斗君は
わかってるのかわかってないのかわからないけど



「お願いします」



先輩達に上目遣いで言っていた






…こういう時だけ
目がちゃんと合うんだよな…





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