Voice





そういって優斗君は
私の手を握ったまま走りだした




(え、えー)





私は必死でついていった



(あ、足速い…)






ゴンっ




ドテっ






そして何回も転けていた





でも1回も私の手を離さなかった







…だから私も転けたけど




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