秘密のMelo♪y⑥*イギリス編*
びっくりしたわ! なに言いだすんだこの人!?
「ね…大丈夫だよ。野木さんの運転だし、四ヶ月以降なら…」
「……俺も行く」
「うん❤」
もんのすごく渋々といった様子で頷くかっくん。
本当に心配性だ。
「かっくんきっと過保護なパパになるね」
「……」
いや、ほんと。
絶対なるって。
「あ、でも一回ニューヨークの別荘に帰ってもいい? 琥珀達を置いてるの。それに…」
「それに?」
「…ううんなーいしょ❤」
あたしもまだ確信はない。
早く帰りたいな❤楽しみ!
「ふーん…?」
不審そうながらもかっくんはそれ以上は聞かなかった。
「次の検診のときがちょうど四ヶ月に入る頃かな? そんとき先生に聞いてみるぅ❤」
あの先生怖いんだぁ。
厳しいのよ。ちょっとしたことでも「ダメです!」…って。
神経質なのかしら?
「お前が気にしなさすぎなんだよ」
「失礼な。これでもちゃんと赤ちゃんのことを思ってますとも」
ただほら…初めてのことだし…どうしていいか分かんないっていうか?
これから勉強します…。