秘密のMelo♪y⑥*イギリス編*
楓、驚愕の一言!
―――……
「えー…それで?」
―ぐゎたぐゎた
「なんで君達がここにいるのかな?」
―どたばたがっしゃんっ
学校のどこかの部屋。
あたしとかっくんは、蓮くんに問い詰められていた。
当然である。
ほんの数週間前にイギリスで別れたのに、もうこんなとこにいたら。
「それはね…蓮くん。話せばそれはそれは長いのだけど」
―どかどかどかっ
「うん。言ってごらん?」
―べきいっ
「Σ …今なんか壊れたよね絶対!?Σ」
「気にしなくていいから」
…てか!!
ホント外大丈夫!?
さっきから色々危なそうな音してるけど…! ドアガタガタ揺れてるけど…!
みなさん、一体何やってるの?
「あれじゃこっちの声なんて聞こえてないから、遠慮せずに吐きたまえ」
「吐くて。つわりはだいぶ治まったわ」
「違うわΣ」