秘密のMelo♪y⑥*イギリス編*
省略したのよだから!
元は長いのよ(たぶん)。
「まっ、だからお話に行ってくるからいいかしら」
「この状況の中出て行くつもり?」
すちゃっとかっこつけて立ち上がると、あんまりにもっともなことをりんりんに言われた。
…それはそれは沈黙が流れましたよ。
しぃぃんという文字が空中を浮遊しているようでしたよ。
「……どおしよおかっくん」
「そりゃ…あれしかないな」
「どぉれ?」
「こいつらを囮に放り出す」
「わあいい考え❤って鬼か!Σ」
我が夫ながらひでーな!?
でもそれほんといい考えだな!?
そうしよう!
「そうするんかい!Σ」
「アンタも負けずに鬼だわね!?Σ」
「僕パス」
パスは出来ないわ…蓮くん。
あなたもいて初めて囮として成り立つのよ…ふっ。
「さあ。いってらっさい」
「ちょ、本気!?」
「がんばって。けんとおをいのるわ」
「なんで全部棒読みやねん!」