秘密のMelo♪y⑥*イギリス編*
「だって。すぐ分かるとこにいるから来てね」
『了解しました。すぐに参ります』
よっしゃこれでオッケー!
かっくんやるぅ❤
「ったく…」
呆れ顔のかっくんはそう言いながらも、くしゃりとあたしの頭を撫でた。
「えへ」
「ふーん…本当に彼女なんだぁ」
……は?
「てかぁ、俺ら運命じゃね? 奇跡の再会的な?」
「再会ってか、初対面ついさっきじゃん」
「二人とも、なんか目立つんだよね…すぐ分かっちゃった」
「……かっくん、だあれ? 知り合い?」
「忘れられてるーーっ!!Σ」
「さあ?」
「ってこっちもかーっ!Σ」
日本人なんてあんまりいないのに、珍しいねぇ。
かっくんのお友達かな?
「早く行かねえと、野木さん来ちまうぞ」
「あ…そうね。行こっか琥珀」
「いやいやちょっと待とうかお二人さん!?」
……ねえちょっとほんとに誰?
なんなのこの人達。