白と黒、
「篠原夏目です
小学生から吹奏楽をやっていたのと兄貴に進められたので入部しました
よろしくお願いします」
質問にうつった。
「好きな人はいますか?」
来た、さっきから色んな人にしてる質問。
「いません」
次の質問だ。
「篠原先輩のことどう思いましたか?」
どう思うもなにも……
「廉にぃは私が吹部に入部するのを進めてくれた兄貴です!
だからどう思うとかは特には…
という感じで……すみません」
ま、先輩方は驚いた様子であたしの自己紹介は終わった。