【BL】voice!
volume 2


天 side



滝沢くんの家を知らないため自分の家まで連れてきてしまった



「滝沢くん、ちょっと自分で靴脱げる?」



少し意識はあるのか、コクンと頷くとゆっくりと靴を脱いだ



「ちょっとソファーに座っててくれる?いま水持ってくるから…」



よろよろと立ち上がり、覚束無い足取りでソファーまで歩く滝沢くんを確信してから台所に向かった





< 12 / 76 >

この作品をシェア

pagetop