【BL】voice!
トイレの中に入ると洗面器のところに滝沢くんは居た
「東雲さん…?」
俺の気配に気づいたのか滝沢くんが振り向いた
「ねえ、滝沢くん……俺には話せないこと?」
滝沢くんは少し目を泳がしてから頷いた
「…俺のこと嫌い?」
そう言うと凄い勢いでブンブンと首を振った
「そんなわけないです!!」
「じゃあ…なんで言ってくれないの?…俺じゃ頼りない?」
「俺、東雲さんのこと尊敬してるんですよ!!」
じゃあ何で…?