【短編】魔法使いとシンデレラ
「はい、これで揃ったわよ」
「ありがとう。それでは早速……それっ」
僕が杖を振るとキラキラしたものに包まれてカボチャは馬車に、鼠は馬に、トカゲは御者になった。
「まあ、凄いのね」
シンデレラは驚き顔だ。でもあまり嬉しそうではない。まだ服が継ぎ接ぎだらけのままだからだろうか。
「次はドレスだね。それっ」
シンデレラが着ていた継ぎ接ぎだらけのドレスは綺麗な白いドレスへと変わった。
「素敵……」
シンデレラは驚いた顔をしていたがやはり嬉しそうではなかった。何故? ガラスの靴が無いからだろうか。
「じゃあ次は靴だね。それっ」
シンデレラの靴はキラキラと輝くガラスの靴に変わった。
「とても綺麗ね」
綺麗だと言っているのに嬉しそうではない。まだ足りない物があるのだろうか。考えても分からないので聞いてみることにした。
「ありがとう。それでは早速……それっ」
僕が杖を振るとキラキラしたものに包まれてカボチャは馬車に、鼠は馬に、トカゲは御者になった。
「まあ、凄いのね」
シンデレラは驚き顔だ。でもあまり嬉しそうではない。まだ服が継ぎ接ぎだらけのままだからだろうか。
「次はドレスだね。それっ」
シンデレラが着ていた継ぎ接ぎだらけのドレスは綺麗な白いドレスへと変わった。
「素敵……」
シンデレラは驚いた顔をしていたがやはり嬉しそうではなかった。何故? ガラスの靴が無いからだろうか。
「じゃあ次は靴だね。それっ」
シンデレラの靴はキラキラと輝くガラスの靴に変わった。
「とても綺麗ね」
綺麗だと言っているのに嬉しそうではない。まだ足りない物があるのだろうか。考えても分からないので聞いてみることにした。