禁断の恋はアナタとの恋
そして、とうとうその土曜日が来てしまった
目の前には、綺麗で大きなお家
これからは、この家で暮らすんだ・・・
あの爆弾発言の日から、大忙しで荷物をまとめてなんとか間に合った
家具は準備されているらしくて、アタシの事もすごく気に掛けてくれてるみたい
まだ、1回も会った事が無いから少し不安だけど、お母さんが優しい人だって言ってたから大丈夫だよね・・・
そんな事を考えていると、自動で門が開き始めた
その奥から歩いて来る2人の男の人が見えた
1人の男の人がアタシ達に話し掛けて来た
「待ってたよ
まりあちゃん、初めまして
これからよろしくね?」
そう言ってアタシに笑いかけた
その笑顔がとっても素敵で、こんなカッコイイ人がアタシのお父さんになるんだ・・・
と少し嬉しくなった
「まりあちゃん?」
あっ忘れてた!!
「すいません!こちらこそよろしくお願いします!」
「まりあちゃんは面白い子だね。
陸斗、こんな可愛いい妹が出来てよかったなぁ?」