【短編】それでも秘密☆
涙
次の日。
リョウに呼ばれて、今あたしは屋上にいる。
自惚れでもいい。
昨日、あんなことを言っても、きっとリョウはいつも通りあたしに声を掛けてくれる…そう思っていた。
今は昼休み。
その前の休み時間、全く顔を出さなかったんだ。
「どうしたの?」
本当はすごく嬉しいのに素直になれない。
冷たく言い放った。
「ユカリ…俺…ユカリの事、諦める。」
え?
今なんて言った?
「あっそ。」
違う。
そんな事言うつもりなんかない。
リョウに呼ばれて、今あたしは屋上にいる。
自惚れでもいい。
昨日、あんなことを言っても、きっとリョウはいつも通りあたしに声を掛けてくれる…そう思っていた。
今は昼休み。
その前の休み時間、全く顔を出さなかったんだ。
「どうしたの?」
本当はすごく嬉しいのに素直になれない。
冷たく言い放った。
「ユカリ…俺…ユカリの事、諦める。」
え?
今なんて言った?
「あっそ。」
違う。
そんな事言うつもりなんかない。