【短編】それでも秘密☆
あたしの為に泣いてくれてる?
「もうさ…ばらしちゃいなよ…。回りから言われるより、自分で言っちゃえばさ…またちょっと違うかもしれないよ?」
ルリは泣きながらまた続ける。
「全部話してさ、受け入れてくれたら、それはリョウくんの愛が本物って事だし、受け入れてくれなきゃ、それまでの男ってことでスッキリするよ。」
あたしは、ルリの言葉に何も返せなかった。
ただ呆然と聞いていた。
けど、ルリの言ったことは間違いじゃない。
リョウは…
受け入れてくれんのかな。
「ルリ…あたし言ってみるよ。…うん…決心ついた。ウジウジしてるあたしはあたしじゃないもんね。」
「…ありがと、ユカリ」
「こっちこそ、サンキューね。」
ルリ、
あたしはあんたのその強さが羨ましいよ。
本当にありがとう。
「もうさ…ばらしちゃいなよ…。回りから言われるより、自分で言っちゃえばさ…またちょっと違うかもしれないよ?」
ルリは泣きながらまた続ける。
「全部話してさ、受け入れてくれたら、それはリョウくんの愛が本物って事だし、受け入れてくれなきゃ、それまでの男ってことでスッキリするよ。」
あたしは、ルリの言葉に何も返せなかった。
ただ呆然と聞いていた。
けど、ルリの言ったことは間違いじゃない。
リョウは…
受け入れてくれんのかな。
「ルリ…あたし言ってみるよ。…うん…決心ついた。ウジウジしてるあたしはあたしじゃないもんね。」
「…ありがと、ユカリ」
「こっちこそ、サンキューね。」
ルリ、
あたしはあんたのその強さが羨ましいよ。
本当にありがとう。