もう一度


「そんなにマズイの?」



…何か声が聞こえて…



そっと後ろを振り向くと


そこには男の子が寝転がっていた。



「………!!」



私は声にならない驚きを隠しきれずにいた。



…誰もいないと思ったのに



…ってゆうか何で寝てるわけ〜



そうゴタゴタ考えてるうちに…



「一個も〜らい」



男の子は私の近くまできていて


玉子焼きをひょいと取って食べた。
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