もう一度


「あっ、ごめん大丈夫だから…」



私は我にかえった。



「神谷さん笑ってたほうが可愛いよっ」



村上真夏は笑顔でいった。



でもその顔が土まみれで
また笑いが込み上げてしまった。



「ぷっ…」



「あっ!ひどい〜、そんなに笑わなくてもいいでしょ〜」




村上真夏はホッペを膨らませてうったえていた。



< 64 / 66 >

この作品をシェア

pagetop