杭を抜きに来た。
思わず言ってしまった。

(里奈)「相変わらず〜?」

(里奈)「相変わらず美人て事でしょ〜(笑)」

(俺)「そうデスネ!」

こいつがこういう性格で良かったわぁ

(里奈)「あのね、昨日の晩ご飯がカツだったの!」
(里奈)「お母さんが作りすぎたから、今日の朝、サンドイッチにしてもらったの」

(里奈)「お母さんがナリトにも食べさせてって言ってたから!」

(俺)「ちょっとまて!」
(俺)「何処が里奈特製なんだよ?!お母さん特製じゃないのか?」

(里奈)「はじっこの2つとか里奈が作ったんだもん!」

(俺)「じゃあはじっこの2つ以外をいただきまーす。」

(里奈)「はぁ?もうあげないから!」

(俺)「冗談だよ(笑)」

(里奈)「あいにく里奈は冗談が通用しませ〜ん」

すると買い出しに行っていた太一が帰ってきた。

(太一)「また夫婦ゲンカかよ」

(俺、里奈)「夫婦じゃない!」

声を揃えて言った。 

横を見ると真っ赤になった里奈の顔があった。

そんなに照れるかよ、幼なじみ相手に。

なんでそんなに照れていたのかは俺には分からなかった。
< 4 / 6 >

この作品をシェア

pagetop