記憶 ―流星の刻印―
15・宿る龍神の記憶
15・宿る龍神の記憶
我らは流星となりて
降り立った星屑
生まれし意味を問え
我らは罪人
この与えられし過酷な地にて
罪を償おう
さすれば
いつの日か
遥かなる楽園へ辿り着く
我ら星屑
導かれる日に想いを馳せる
大地が溶け
道が示されし時
我らの罪は消える
失われし星の記憶を
我らの胸に
星を渡り
楽園へ還る日を願う
道は
この地に眠る