恋の方程式
彼の婚約-4月-
みなさんこんにちは。
私の名前は津田小春(つだ こはる)です。
私の五歳年上の幼馴染の佐々木徠(ささき らい)が今、私のお姉ちゃんと婚約発表をしています。
幸せそうな二人に、みんなは心から喜んでる。
だけど、私は喜べない。だって、私も徠のことが好きだから。
お姉ちゃんと徠は中学校の時から付き合ってたし、今さら告白なんて考えてないけど、でも本気の恋だった。
お姉ちゃん、徠、ごめんね。
心からおめでとうなんて、私は言えない。
結婚式は今の予定だと半年後の10月。
それまでには気持ちの整理をつけたい。
「はぁ・・・・」
最近の私はため息ばっかり。
今も学校でため息をついてしまった。
徠のことがどうしても忘れられない。
徠のことを考えると頭が痛くなる。
最近食欲がなくてろくに食べていないのも原因なのかもしれないけど・・・。
「先生。体調が悪いので保健室に行ってきます」
授業をさぼるのはこれが初めてだ。
「失礼しま~す」
先生はいない。
うーん・・・。勝手に寝てもいいよね?
私の名前は津田小春(つだ こはる)です。
私の五歳年上の幼馴染の佐々木徠(ささき らい)が今、私のお姉ちゃんと婚約発表をしています。
幸せそうな二人に、みんなは心から喜んでる。
だけど、私は喜べない。だって、私も徠のことが好きだから。
お姉ちゃんと徠は中学校の時から付き合ってたし、今さら告白なんて考えてないけど、でも本気の恋だった。
お姉ちゃん、徠、ごめんね。
心からおめでとうなんて、私は言えない。
結婚式は今の予定だと半年後の10月。
それまでには気持ちの整理をつけたい。
「はぁ・・・・」
最近の私はため息ばっかり。
今も学校でため息をついてしまった。
徠のことがどうしても忘れられない。
徠のことを考えると頭が痛くなる。
最近食欲がなくてろくに食べていないのも原因なのかもしれないけど・・・。
「先生。体調が悪いので保健室に行ってきます」
授業をさぼるのはこれが初めてだ。
「失礼しま~す」
先生はいない。
うーん・・・。勝手に寝てもいいよね?