恋の方程式
ギシッ
ベットがきしむ音でやっと小春が起きたことに気づいた俺は、帰ろうとする小春に無意識に話しかけていた。
「なぁ」
俺がいることに気が付かなかったのか、小春は驚いた顔でこっちを見ている。
「なんかあったのか?」
「別に何にもないよ?どうして?」
初めて俺に向けられた言葉。
作り笑いしてるのがバレバレな表情。
その泣きそうな顔を見て、俺は確信した。
小春のことが好きだ。
俺が守ってあげたい。
交換条件は断られてしまったが、あきらめるわけにはいかなかった。
___________________
昔から星が好きだった俺は、放課後よく屋上にきていた。
「せんせー。今日もよろしくー」
「あら。鍵なら開いてるわよ」
いつものように先生に鍵をもらいに行くと、そういわれた。
今まで、俺以外誰も来たことなんてなかったはずなのに・・・。
ベットがきしむ音でやっと小春が起きたことに気づいた俺は、帰ろうとする小春に無意識に話しかけていた。
「なぁ」
俺がいることに気が付かなかったのか、小春は驚いた顔でこっちを見ている。
「なんかあったのか?」
「別に何にもないよ?どうして?」
初めて俺に向けられた言葉。
作り笑いしてるのがバレバレな表情。
その泣きそうな顔を見て、俺は確信した。
小春のことが好きだ。
俺が守ってあげたい。
交換条件は断られてしまったが、あきらめるわけにはいかなかった。
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昔から星が好きだった俺は、放課後よく屋上にきていた。
「せんせー。今日もよろしくー」
「あら。鍵なら開いてるわよ」
いつものように先生に鍵をもらいに行くと、そういわれた。
今まで、俺以外誰も来たことなんてなかったはずなのに・・・。