恋の方程式
『僕も行きたくないよ。小春と一緒にいたい。だけど、将来小春のこと支えるために僕は行っていろんなことを学んでくるよ』


『やだよ。泣きたくなったらどうすればいいの?彗がいなきゃ私・・・』



『小春。辛くなったら僕のところに来たらいいよ。待ってるから』



『彗・・・。がんばってね。私のこと忘れないでね』



『ありがとう小春。僕が帰ってくるまで待ってて?』


幼心にも、彗ががんばろうとしてることは伝わってきた。


徠のことも確かに好きだったけど、彗だって大切なことにかわりはない。



『彗。行ってらっしゃい』


行ってきますの代わりに、彗は私のおでこにキスをして行ってしまった。



「彗、待っててあげられなくてごめんね」



「覚えてたのか?てか、謝るなって」



「彗。おかえり」



ただいまの代わりに、彗は私のおでこにキスをしてテントに戻ってしまった。



「彗、ありがとう」


だからやっぱりけじめをつけないといけない。


明日・・・。



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