もし、君に好きと言ったら。
もう少しで、中石を諦められそうだったから。










中途半端な自分が嫌だった。











たまに、部活に出てきて











私の苗字を呼ぶ中石に胸がドキンって鳴る。












ただ、呼ばれただけなのに。












それだけで、すごく嬉しくなるんだ。














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