もし、君に好きと言ったら。
「教室まで聞こえてきたよ〜二人の夫婦喧嘩☆」









「やめてよ!ありえないよ、こんなやつ!」











私はでかい声でそう叫んだ。












「それはこっちのセリフだっつーの。俺にだって選ぶ権利はあるし」












そういって、中石は自分の席に向かった。












・・・なんか、一瞬。













チクンって胸が痛んだのは













気のせいだよね。













< 8 / 46 >

この作品をシェア

pagetop