輝り道‐ヒカリミチ‐
松村奈々緒と如月琴理
私、松村奈々緒は今日から高校生!!
中学の時は
草食系男子にしか告白されたことしかなかった私。
正直、草食系は嫌いだ。
物事をはっきり言えない人は何かムカつく。
まぁ
好きな人出来たことなんて1度もないけど…
そのせい(?)で私は
付き合うって事に
興味はあったけど
1度も付き合ったことは
なかった…
だから今日は
期待に胸を膨らまして
イイ男探しをする予定だ。
「奈々緒~!!おはよっ♪」
「琴理!おはよ~☆」
私は中学からの大大大大大親友
如月琴理と
奇跡的に同じ学校に入れた。
と言うのも…
琴理は名前からして可愛らしく
本当に性格も素直で可愛くて
顔もすごい可愛いと思う。
それに
スポーツが水泳以外何でも出来て頭も
学年ベスト10位ぐらいに入る位いい。
私のとはまるで
もともとのできが違う…
私は何もかも並み~
って感じで
琴理に勝てることなんて
習字と水泳と家庭科と美術しかない…
私は
中1のゴールデンウィーク中に
今住んでるこの町に
引っ越してきたのだった。
荷物の整理が終わって
夜
コンビニで
晩ご飯を選んでる途中
後ろから
声かけられた。
「それ、美味しいやんなぁ♪琴理もね、それ、買おうとしててん☆」
後ろを
振り替えると
私より10㎝ほど小さい子が
にっこり笑って立っていた。
すごく可愛い子…
それが
第一印象の琴理。
「そ~なんだ…偶然だね。私もなんだ~!」
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