輝り道‐ヒカリミチ‐
遅刻
「あ~。やっと着いたぁ。やった!まだ終わってないな♪」
――ガラッ
「あ、松村さ~ん、遅刻すぎやで~!寝坊やんな?」
…先生、よくお分かりで。
「…はい、昨日よく寝れなくて…」
「じゃあ、わかってると思うけど…。後で職員室来てなぁ♪」
「うう゛…。はい…」
ルナルナは
にっこり笑うと
私を席につかせた
「んと、では~委員を決めたいと思いまぁす♪」
と言って
委員決めをしだした
―――――
「男女ともクラス委員が決まらないんだけど…。松村さん、やってもらってい?ってか、遅刻したんだから~拒否権なしだけど。」
げげ!!!
な~ん~で~???
「いいやんなぁ?松村さぁん?それと~、男子は…同じく遅刻者、水野君、よろしくね!」
はぁ~
とことん嫌なヤツだ~
「え~!!無理無理!やったことね~もん!」
「大丈夫、大丈夫!失敗しても誰も怒らないわよ~♪」
「そういう問題じゃねぇ!」
「はは!じゃあ、席替えしたいと思いまぁす♪」
ううわ…
笑い事じゃないでしょう…
でも
席替えかぁ♪
あぁ~
陽樹が同じクラスだったらよかったのになぁ~